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初夏の武相荘
 ちょっと前の7月の初めのこと。


 9年振りに旧白州正子邸 ”武相荘”に行ってきました。

 以前来た時は春。


 今回は夏展がひっそりと開催されていました。
 
           


 夏の酒器、上布の着物、籠・・・好きなテイストばかり並んでいて、うっとり。

           

 この日もすでに猛暑でしたが、敷地内は涼しげな空気が。


 そんな気持ちのよい気分で、白州さんも贔屓にしていたという安土忠久さんのぐいのみ、”へちかんだ”を購入。
 ”へちかんだ”とは、飛騨高山弁で「ゆがんだ」と云う意味だそう。ゆがんだガラスに反射する光がなんともいい感じです。

           


 上布の着物を眺めていたら久しぶりにこの浴衣に袖を通したくなりました。

 ”銀座 竺仙”の絹紅梅。

           


 日本の夏。

 帰りには美味しい日本酒を購入。へちかんだグラスで乾杯・・・。 
author:Kaori, category:お出かけ, 23:32
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セザンヌの南仏
  近代画家の父と云われる ”ポール・セザンヌ” 。


 そう、あのリンゴの絵が有名です。

 セザンヌの生まれ故郷は南フランスのエクス・アン・プロヴァンス。とっても美しい街らしいです。中世にプロヴァンス伯爵の首都として栄え、今もその優雅な姿を残している古都だとか。
世界でも屈指の美しい道と云われる「ミラボー通り」は、なんでもパリの町並みのお手本となったそうです。


 そんな美しい生まれ故郷エクス・アン・プロヴァンスとパリを題材にした 
 ”セザンヌ パリとプロヴァンス展” を観てきました。

      

 展示はセザンヌ一色でとても見応えがありました。



 パリで描いた作品もいいけれど、やっぱりわたしは故郷南仏を描いた作品が好きだな〜。

             <サント=ヴィクトワール山> 
      


 そして、晩年に描いた人物画もステキでした。庭師や農夫を描くところがセザンヌらしいな。

                <庭師ヴァリエ>


      
 
 会場には晩年のアトリエが再現されていたり、実際に描かれた陶器や家具なども展示されていました。
このアトリエは没後100年以上たったいまでも、同じ地に当時の姿のまま保存されているんですって。とてもステキなアトリエです。今にもセザンヌがスケッチをしている姿が見えそうです。
 
 

        



 セザンヌさん、あなたってとってもセンスがあったんですね。





  〜おまけ〜

 庭師を描いた晩年の作品「庭師ヴァリエ」をみていて、少し前に観た映画
「画家と庭師とカンパーニュ」を思い出しました。映像は美しく、最後は悲しいお話でした。映像の風景とセザンヌの絵が重なり合います。

            

 
author:Kaori, category:お出かけ, 22:26
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有名なあの写真を撮ったのは・・・
 この写真、誰もが一度は目にしているんではないでしょうか?

             

    


 この写真を撮ったのは『ロベール・ドアノー』。フランスの写真家です。日本では名前よりも、この写真1枚が少し一人歩きしていますが、ステキな写真を撮る方です。

 先月 ”ロベール・ドアノー生誕100年記念写真展” を観にいきました。上の『パリ市庁舎前のキス』のようなロマンチックな写真もありますが、パリやパリ郊外の田舎の中の人々の日常を撮ったものなどがとてもステキでした。
 肉やのおじさん、洗濯やの家族、アパルトマンの管理人、田舎の花嫁、お買い物している姉妹・・・など、その写真から物語を想像してしまいます。


 ”牛乳を買いに行く子供達” 1932年
       
      


 ”パリ祭 ナント通り” 1955年
      
      


 ”ショー・ウィンドー ロット” 1970年代
      
      
 私的お気に入りを何点か載せてみました。モノクロがほとんどですが、何故かカラーが気に入りました。

                             


 こうして、自分では決して実体験することが出来ない時代や国を、ひと時でも頭の中に妄想して疑似体験できるところが写真や映画、音楽のいいところだなぁ〜といつも思います。



 妄想なら古き良き時代のパリジェンヌにだってなれるんですもの!!

author:Kaori, category:お出かけ, 22:32
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世にも素敵なフランスの食
  いゃ〜、すごい人でしたぁ〜。

 本日まで開かれていた新宿伊勢丹のフランス展に行ってきました。


 やっぱりフランスの食は皆さん大好きなんですね。とにかくすっごい人で正直あまり良く見れませんでした・・・。

 今年はロワール地方がメインだったようですが、目をつけていたキャンディーはすでに売リ切れでした。残念。



 なんとか混み混みのなか見つけたお気に入りは、

        

 ヴェルディエの ”レザン・ドレ・オ・ソーテルヌ 貴腐” というレーズン・チョコ。
贅沢にも貴腐ワイン(ソーテルヌ地方のメゾン・リヴィエールのものだそう)に漬け込んだレーズンをチョコでコーティングしています。さすが貴腐ワイン!小さな一粒を噛むと上品な香と甘みがします。少ししか入っていないので、大切に大切に食べています。地元の方はこういうお菓子を食後のデザートとして、デザートワインと一緒に食すみたいですね。今度試してみようかな。



 さて次はこちら
        


 南仏のマス・ド・ブトネのオリーブ・オイル ”フリュイテ・ヴェール”

 プロヴァンス産ということとボトルのデザインで気になって、試食させてもらったらとっても美味しいオイルでした。オリーブ・オイルにはワインと同じようにAOP統制呼称法があり、マス・ド・ブトネのオイルも1997年に取得しているそうです。確かな品質とお味というわけですね。

 わたしは是非このオリーブ・オイルでフォカッチャを焼きたいな


 会場では有名なホテル・タタンのタルト・タタンのイートインなどもあり賑わっていました。でもああいうものは、雰囲気も含め是非本場で味わってこそと思ってしまうわたし・・・。

 




  〜おまけ〜

 こんな風に外国の食材に触れた日には料理の洋書をパラパラめくりながら、妄想フレンチに一人耽ります。
              

 
author:Kaori, category:お出かけ, 23:28
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Baby Alone 〜ジェーン・バーキン写真展
  3月のある日、ジェーン・バーキンの写真展をみてきました。


 パリ、東京。梶野彰一さんのカメラにおさめられたジェーンはどれも優しい。

   


   


 ジェーン・バーキン。まるで生粋のパリジェンのようなイギリス娘。

 囁くようなフランス語はやはりセルジュ・ゲンスブールの影響かな。

 この囁くようなフランス語で私の姉はジェーンのコンサートでウトウトしてしまったとか・・・。さすが、姉・・・。




 




    

 あのエルメスの有名バック ”バーキン” はジェーンからきていることはあまりに有名な話ですが、ジェーンのような少年のような魅力の女性が持つからこそ映えるんだろうなぁ〜と思ってしまいました。





 そして、親日家でもある彼女は東日本大震災の時にもチャリティ活動をしたり、ビデオメッセージを送ってくれたりととても暖かい女性です。




 写真のなかの彼女の笑顔はウソがないんだなぁとしみじみ。





  〜おまけ〜

 ジェーン・バーキンはステキだけれど、私や姉にとってはその娘のシャルロット・ゲンスブールのほうがより強く影響を受けたようなきがします。中でも、映画 ”なまいきシャルロット” の着こなしや世界は憧れたものです。中学生くらいのころ真似してボーダーシャツとジーンズ、スニーカーをはいたりしていましたが、今みるとこの足の長さがあるからこその着こなし・・・。到底真似出来るはずはない・・・。


           


 今観てもとってもオシャレでカワイイ映画です。ほんと。

author:Kaori, category:お出かけ, 15:00
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それでもやっぱり、Paris!
  エリオット・アーウィット。御年86歳のパリを愛する写真家。

 『エリオット・アーウィットが見つめたパリ』展を見てきました。

       


 2010年に出版された『Elliott Erwitt's Paris』から厳選された作品が展示されています。


 写真に興味がない人でも恐らく無意識の内に目にしていると思われる、有名な写真もいくつかあります。

            

  

 文句なくステキな写真達。

            

            

 だんなさんのお気に入り↓
            
            

 私のお気に入り↓
             



 会場で流されていたインタビュー映像のなかでご本人が「写真の中の人々の感情を写し出したい」というようなことを仰っていたのですが、正に彼の作品は背中・手元・唇そして犬からもその感情が滲みでてくるよう・・・。

    Paris.


  Paris.


  なんだかんだ言ってもそれでもやっぱり、ステキ。



 〜おまけ〜
 今回の展示にはなかったけれどエリオット・アーウィットを好きになったきっかけのお気に入りがこちら。この優しげな空気感が大好きです。   
      


        



 
 

author:Kaori, category:お出かけ, 14:56
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愛しのフェルメール様
  年末の話ですが、『フェルメールからのラブレター展」を観てきました。

 ヨハネス・フェルメール、一番大好きな画家です。『フェルメールの絵は光がいい』『フェルメールブルーがいい』など色々と云われていますが、私はたた単純に絵の雰囲気が好きです。

 今回の展示で来日したのは3点。全て手紙を題材にした作品です。まずは今回のたぶん一番人気 ”手紙を読む青衣の女”

       

 なんとも云えない空気感がある絵です。私も今回観た中で一番好き。


 2点目は ”手紙を書く女”

       

 ファーの縁取りがついたサテンのコートの質感のすばらしいこと!一目でサテンとわかります。ちなみにこのコートは他の絵にも登場し、フェルメールの死後発見された財産目録にも登録されていたそうです。フェルメールの絵はブルーと同じく、イエローもすばらしく美しいです。

 3点目は ”手紙を書く女と召使い”

       

 個人的にはフェルメールの作品は一人の女性が描かれているものが好きなのですが、この絵は絵の中に様々なメッセージが秘められており、ディテールの見どころが多い作品だと思います。召使いの何かを知っているような、いないような何ともいえない表情など気になります。

 フェルメールファン歴はまだ短いのですが、日本に来日すると出来るだけ観てきました。その中でももっとも美しいと思ったのが ”牛乳を注ぐ女”です。

       

 なんて事ない女中の日常をこんなにドラマチックに美しく描いてしまうなんて!!

 やっぱりフェルメール様、凄い

 この絵はパリ、ルーブル美術館にあります。また本場で観てみたいものです。


 そして嬉しいことに今年はフェルメールのあたり年。これからまた何点か来日します。中でも私の中で目玉作品が ”真珠の耳飾りの少女”。何年か前にもスカーレット・ヨハンソン主演の映画が話題になった時に日本にきましたが、その時は見逃してしまいました。今度こそは観なくては。

 今から愉しみです。



 〜おまけ〜
 
 結構凝り性です。フェルメールに関する本達。解説する人によって書いてることが微妙に違って面白い。中でも面白かったのは有吉玉青さんの『恋するフェルメール』。 

 

 
author:Kaori, category:お出かけ, 19:49
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鎌倉散歩
 11月最後の日曜日に鎌倉にお出かけしました.

  鎌倉は自宅からもそれほど遠くなく、なんといってもお寺や自然が多く大好きで年に1,2回程行きます。

 そしていつ行っても混んでいて諦めてしまうのが“スターバックスコーヒー 御成町店”。

 なぜ、鎌倉まできてスタバか?というと、ここのスタバはコンセプトストアと云って他のスタバとはチョット違うんですよ。

 まず目を引くのが、その空間です。

     

 ここは元々は「フクちゃん」で有名な漫画家の横山隆一さんの邸宅跡地で、プールや庭の藤棚がそのままお店にいかされているんです。プールの前は写真のように縁側風になっています。

 室内は天井も高くとても気持ちのいい空間。


 今回は食しませんでしたが、シナモンロールやクロワッサンは奥のキッチンで焼いていて焼きたてを出しているんですって。そして、噂によるとケーキは私も大好きな葉山の“ラ・マーレ・ド・チャヤ”のものらしい。さすがっ!

横山さんのギャラリーもあるらしい。        

 さて、朝から美味しいコーヒーを飲んで気分も軽やかに次に向かったのは北鎌倉にある和食屋“口悦”さんです。

 ここは私達夫婦の鎌倉と云ったら、の場所です。ここ十何年か鎌倉ではここ以外で食事はしていないくらいです。

       

 だって、ほんと最高に美味しいし、いい仕事してるんだなぁ〜。野菜の絶妙な火の通り具合、そして色がキレイに残っている。

 私達はいつも3800円の姫懐石を注文します。3800円とは思えない内容。

 特に私のお気に入りは季節の食材を活かした赤出しです。ここの赤出しは他の赤出しとは比べ物にならない美味しさ

       

 器使いもとてもセンスを感じます。

       

 
 さぁ〜、おなかもいっぱい、ほろ酔い気分で今度は歩いて北鎌倉から鎌倉に向かいます。お寺などを覗いたりしながら・・・。トコトコ・・・。

 そして、目的の”もやい工藝”に着きました。
   
            

 鬱蒼と木々が生い茂る中に古民家風の一軒家があり、読谷焼・小鹿田焼・出西窯・益子焼・砥部焼などの焼き物やカゴや染め物など日本各地の民藝品が所狭しと並んでいるお店です。もぉ〜、大好きです

            

 お店自体の佇まいがステキです。ここも、鎌倉に来たらはずせない場所で、今回は探していたものが見つからず何も購入しなかったのですが、いままで我が家にきたもので特にお気に入りは・・・

            

 こちら、左:小鹿田焼(おんたやき)。初めて小鹿田焼を知った一品。
     右:読谷焼(北窯の松田共司さんの作品)

            

 これは気に入って買ったのにどこのか忘れてしまいました・・・。だめですねぇ〜。
たしか、「北欧っぽ〜い」と思って、白いお菓子(レアチーズケーキなど)を置いたら可愛いだろうなぁと思って購入したっけ。今では普通におかずを盛っていますけど・・・。

 
 やっぱり、古都鎌倉はいいね〜。日帰りで十分楽しめちゃう。

 小町通り辺りは目まぐるしくお店がかわるけれど、私達のお気に入りはいつも変わらぬ気品と控えめな佇まいでそこにいてくれてます。そこが、イイ・・・な。

 

 

author:Kaori, category:お出かけ, 13:22
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ココ・シャネル写真展
先週、銀座に用事がありそのついでに以前チェックしていた写真展を覗いてきた。

ダグラス・カークランドによるココ・シャネルの写真。とっても素敵だった。おシャネルの品はひとつも持っていないし、正直、そんなに興味もなかったけど。このココをみたら、シャネルのヴィンテージがすごく欲しくなってきた。日本では若い子が普通に持ってしまっていて、なんか??な感じだけど、本家おフランスではとてもモダンなブランドなんだろうなぁ〜って、思った。

ココ本人が素敵すぎ!

author:Kaori, category:お出かけ, 09:44
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